叙勲額縁

叙勲とは

叙勲は国や公共への功績を上げた人が、国家から勲章を授かる栄典、表彰制度です。
専用の叙勲額縁に入れて飾るのが一般的です。
毎年2回、春は4月29日付けで、秋は11月3日付けで授与されています。
勲記とは叙勲者に勲章とともに与える証書です。

受章者は、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日大綬章及び瑞宝大綬章を、宮中において天皇陛下から親授され、
旭日重光章及び瑞宝重光章を、宮中において内閣総理大臣から伝達されます。
また、その他の中綬章等の勲章並びに銀杯及び木杯にあっては、各府省大臣等から伝達されます。
いずれの場合も、受章者は勲章を着用し、配偶者同伴で天皇陛下に拝謁します。

旭日章

顕著な功績を上げた方

瑞宝章

公共的業務に長年従事された方

賞状寸法 595×420mm

叙勲額縁勲記勲章ウグイス勲章窓あり 叙勲額縁勲記勲章ウグイス勲章窓あり

叙勲額縁勲記紺ドンス 叙勲額縁勲記紺ドンス

褒章とは

褒章は、勲章と同様、国家又は公共に対して功績のあった方を称えるためのものですが、
勲章が受章する人のそれまでの全部の功績をみて授与されるのに対して、
褒章は受章する人のいくつかある功績のうちの一つに着目して、それを称えるものです。
分野別に、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、藍綬褒章、紺綬褒章の6種類があります。

紅綬褒章

自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した方

緑綬褒章

長年にわたり社会に奉仕する活動(ボランティア活動)に従事し、顕著な実績を挙げた方

黄綬褒章

農業、商業、工業等の業務に精励し、他の模範となるような技術や事績を有する方

紫綬褒章

科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方

藍綬褒章

・会社経営、各種団体での活動等を通じて、産業の振興、社会福祉の増進等に優れた業績を挙げた方
・国や地方公共団体から依頼されて行われる公共の事務(保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務)に尽力した方

紺綬褒章

公益のため私財を寄附した方

褒状

褒章を授与される方が団体等である場合

飾版

既に褒章を授与された方に更に同種の褒章を授与する場合

賞状寸法 517×367mm

叙勲額縁褒賞勲章グレードンス勲章窓あり 叙勲額縁褒賞勲章グレードンス勲章窓あり

叙勲額は立派で重いものが多い為、壁掛けにはせず、額立てを使って床の間に飾る方もおられます。

二本組木製額立 H350 二本組木製額立 H350